編集長のナカムラです。
最近周りにe-bike(電動自転車)を勧められまくっていて心が揺れ動いています。取材するにはe-bikeのほうがいいなと思ってしまったのが敗因です。
さて。
いつもCassivaの記事を書いてくれてありがとうございます。
みんな忙しい中、記事を書いてくださっているのですが、「どういうふうに書いていいのか未だにわからない!」と思っている方、多いのではないでしょうか?
今回は、「こんな感じで書けば、いい感じの記事になるよ」というのをまとめてみました。
目次
そもそも記事ってどういう構成なの?
1.タイトル
2.リード文
3.見出し
4.本文
5.まとめと行動を促す文
という5つのパーツから構成されています。
それぞれの説明とポイントをご紹介しますね。
1.タイトル
その記事がどんな内容なのかを「ひと目で」わかってもらうための場所です。
ふわっとしたものではなく、なるべく具体的な固有名詞(商品名や人名、イベント名など)を入れてわかりやすくしてみてください。
例えば、
「私のオススメ、激ウマラーメン店」
より
「野菜たっぷりの塩タンメンがおすすめ!西真美の『翠華楼』」
パッとイメージしやすくなったのではないでしょうか?
2.リード文
リード文は、本文の冒頭部分にあたる部分で記事の中へ“導く文章”のことです。
記事の概要をつかみやすくしたり、本文へスムーズに入り込みやすくする役割があります。
大きく分けて2つの種類があります。
・本文の要約
ハウツー系の記事とかでよく使われるパターンです。
たとえば、
「今回はITセキュリティ専門家の『つなぐる株式会社 井口さん』に教えてもらったスマホの安全な使い方を紹介します」
など、最初に概要(=以降に書かれている記事の内容)を説明するタイプが一般的です。
・本文へ入り込みやすくするための前フリ
落語でいうと「マクラ」、音楽でいうと「イントロ」にあたります。
そこに至るまでの流れや経緯をコンパクトに入れるといい感じになります。
例えば、

完璧ですね!
私はここに自己紹介的な近況も入れています。定形の自己紹介文を使い続けるとじわじわ浸透します。
リード文もタイトル同様、ダラダラさせずになるべくコンパクトにするのがポイントです。
特に最初の一文目は短く簡潔にしないと読む人が疲れて読んでくれなくなってしまいます。
3.見出し
次につづく本文へと誘導する役割です。
本文で一番伝えたいことを抜き出して使ったり、問題提起をしたりと「本文読めば知れるよ!」という感じで短めに作ります。
4.本文
一段落、100~150文字ぐらいで文章を作るのが基本です。
「この段落では何を伝えたいのか?」がはっきりすると見出しもつけやすくなります。読む側にとっても記事の中に強弱がついているとテンポよく読み進められますよね。
それと、ひとつの段落の中で話があちこちに飛ぶのはNGです!
見出しと本文を1対1になるように、ひとつの段落にはひとつの話題とすると読みやすくなります。
例えば、
見出し : 「ドローンを屯鶴峯で飛ばす最初のステップ」
本文 : 「ドローンにも色々種類があって、200g以下のドローンをマイクロドローンと言ったりします。
おすすめはDJIのMavicMiniなのですが、専用アプリを使って飛ばせる場所などを管理したり、動画の編集もできたりするので便利です。
屯鶴峯で飛ばすには市役所に「無人航空機の飛行に関するご案内」という書類を出す必要があります。」
うん。
なんだかわかりませんよね?
「ドローンの種類」「おすすめの機種」「専用アプリの紹介」「事前許可」が一緒に入っているのが原因です。
見出し : 「ドローンを屯鶴峯で飛ばす最初のステップ」
本文 : 「事前に屯鶴峰でドローンを飛ばせるのか、専用アプリなどを使って確認します。私有地はもちろん、国(市)有地であっても自由に飛ばせるわけではありません。事前に申請書などを提出しておく必要があります。」
どうでしょうか?
見出しと本文の関係が1対1になっていますよね。
伝えたいことがたくさんある場合は段落を分けて書くことをおすすめします。
5.まとめと行動を促す文
最後にさらっと、記事のまとめとちょっとした感想、そして読んだ人に行動を促す文章を入れておくことが大切です。
例えば、

で、どうやって書けばいいの?

私がいつも記事を書くときの10ステップをご紹介します。
1.書きたいことを箇条書きにする
2.なんで書きたいと思ったかを思い出す
3.どういう人に読んでもらいたいか考える
4.書きたいことを3~5つに減らす
5.流れに沿って書きたいことを並べ替える(ストーリーを作る)
6.タイトルを決める(なんで書きたいと思ったかがタイトルになりやすいです)
7.書きやすいところから見出しと本文を埋めていく
8.写真を入れる(1段落1枚が理想)
9.声に出して読んでみる
10.一日寝かせてから、もう一度見直して完成
まっさらな状態から書き始めると、途中で「あれ?ここからどうしよう?」と手が止まってしまいますよね?
慣れている人は、そんなこと考えなくても書けるのでしょうが、私も書くことは苦手です。
その対策として
1.書きたいことを箇条書きにする
2.なんで書きたいと思ったかを思い出す
から始めています。そして、シュッとした記事にするためと、書く量を減らすために「減らす作業」します。
3.どういう人に読んでもらいたいか考える
4.書きたいことを3~5つに減らす
5.流れに沿って書きたいことを並べ替える(ストーリーを作る)
一通り書けたら
9.声に出して読んでみる
10.一日寝かせてから、もう一度見直して完成
これが大事です。寝かせましょう。
こんな感じで書けば、いい感じの記事になる

・タイトルはなるべく具体的な固有名詞(商品名や人名、イベント名など)を入れてわかりやすく
・リード文は記事の概要をつかみやすく、本文へスムーズに入り込みやすくする
・ひとつの段落にはひとつの話題。見出しと本文を1対1になるように。
・最後にさらっと、記事のまとめとちょっとした感想、そして読んだ人に行動を促す文章を入れる。
まずは、書こうと思っている内容を箇条書きにして、3つぐらいの項目に絞ってから流れに沿って書いてみてください。
原稿、お待ちしております!


