いい感じの写真をスマホで撮るためのアドバイス【基本編】

編集長のナカムラです。
今回は、フォトグラファー修行僧としてどうやったら「いい感じ」の写真をスマホで撮るかについて3回に分けてご紹介します。

私は普段ごっつい一眼レフカメラとごっついレンズで撮影しているので当然、ごっつい写真が撮れます。

でも、iPhoneなどのスマホでも十分キレイな写真が撮れると実感しています。
実際に私のiPhone(iPhone XS MAX)で撮った写真がこちらです。

意外といけると思いませんか?

それでは早速、スマホでいい感じの写真を撮るための方法について紹介していきます。

  • グリッド(補助線)を使おう
  • 水平(垂直)と交点を意識しよう
  • 主題(撮りたいもの)を絞る
  • ピントをあわせて明るく撮ろう

■ グリッド(補助線)を使おう

iPhoneやAndoridのカメラの設定で「グリッド」というものがあります。

グリッドはスマホの画面を見ながら被写体の位置を決めるときに大切な役割があります。

それは、「水平を合わせる」ことと「構図を決める」ことです。

まずは、iPhoneやAndoridのカメラ設定で「グリッド」をONにしましょう!

iPhoneの場合

1. ホーム画面で「設定」をタップ
2.「写真とカメラ」または「カメラ」をタップ
3.「グリッド」の (オン)/(オフ)を切り替える

Andoroidの場合

機種によって違うのでググってもらうのが良さそうです。
参考までに私が使っている Google Pixel 5 の場合には

1. カメラを起動する
2. 画面の上の方にある下矢印をタップする
3. 歯車マークをタップする
4. グリッドの種類から好きなものを選ぶ

グリッドが出るようになったら次のステップへ→→→

■ 水平(垂直)と交点を意識しよう

撮るもの(被写体)が決まったら、最初にやることは「水平(垂直)をとる」ことです。
微妙に斜めっていたり、ずれていたりする写真はなんとなく落ち着かないですよね?
これを解決するために被写体がグリッド線に沿うようにカメラを構えます。

こうすると安定感のある写真になります。

水平(垂直)が取れていないとこんな感じで、ちょっと落ち着かないですよね?

スナップ写真などは意図的に水平をとらないこともありますが、基本は「水平(垂直)は取る」です。

今撮った写真をもっといい感じにするために「交点」を意識してみましょう!

交点というのはグリッド線が交わる場所のことですがここに主題(一番撮りたいもの)を持ってくると、より良い感じに撮れてしまいます。

次回の記事でご紹介する「構図」を決めるときに重要なポイントになります。

■ 主題(撮りたいもの)を絞る

写真を撮るときにやってしまいがちなのが「あれもこれもそれも全部入れたい」だと思います。

気持ちはわかるのですが、ここはぐっとこらえて入れるものを減らしてみてください。

何を基準に減らしたらいいの?ってよく言われるのですが、「一番見てほしいもの」を基準にするのが基本です。

■ ピントをあわせて明るく撮ろう

いい感じの写真を取るコツ。最後は「ピントをあわせて明るく撮ろう」です。

ピントが合ってないとそもそもダメですよね?
先程出てきた「主題(一番見てほしいもの)」にピントを併せましょう。
スマホのカメラでピントを合わせるには、タップすればOKです。

人物を撮るときには「手前側の目」に合わせるといい感じになります。

そしてもう一つ、「明るく撮ろう」ですが、日中であれば室内より外のほうが明るく撮れます。室内の場合は窓際に近いほうが明るく撮れます。

言われてみれば当たり前なんですが結構忘れてしまいますので、撮るときに明るいところを探して撮ることも覚えておくといい感じになります。

それと、iPhoneの場合ピント合わせたあと上下に指を動かすと明るさを変えることもできます。


やりすぎるとガザガザになってしまいますが覚えておくと便利なのでご紹介しました。

というわけで、今回はいい感じの写真を撮るための基本について紹介しました。

次回は、もっと良くするための「構図」についてご紹介します。

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